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【書斎の住人】 『世に漫画は数あれど、本当に面白い漫画は数少ない。
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【マジナル】 だいらく まさひこ
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命ある石、マジナ石をめぐり、オルカはリータとともにシャドーシップを駆る。その先に待ち受ける、世界の秘密へ向けて――。 彗星のように現れた本格ファンタジー大作。緻密な作画、独創的な造形、果てしない世界観は、とても新人とは思えない濃密さで脳を刺激する。垢抜けた、しかし似通った作品の多い現代において、この古典とも云える作風は懐かしくも新鮮にも感じられるのだ。(解りやすく似た作家を挙げるなら、宮崎駿が最も近いだろうか。)漫画としての高いクオリティに、素直に感動した作品である。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【コペルニクスの呼吸】 中村明日美子
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サーカステントに始まり、サーカステントに終わる。あるピエロの数奇な人生を、耽美に、純粋に、執拗に、溺れるように描き切った、一つの結晶のような作品である。 18禁ではないが男色系なのでご注意を。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【妹親衛隊】
■ゲーム、漫画、小説等の市販されているメディアに登場していること。 上記の満たす作品限定サイト。ページタイトルどおり妹好きには |
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【鋼鉄の少女たち 】 しけたみがの
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ちょっとレトロな雰囲気を残したファンタジーワールドを舞台に、女の子だけの戦車小隊が縦横無尽に大活躍! ……と言うと、在り来たりな「メカと美少女」を前面に押し出した如何にも商業主義的な薄っぺらい漫画を想像しがちですが、この漫画はさにあらず。常に圧倒的な敵軍の攻撃に晒され、油断すれば敵の弾を受けて死んでしまうし、辛うじて死を逃れて捕虜になっても強姦、下手をすれば妊娠と過酷な戦場を活写しています。 今年発売された漫画の中で、最も雄弁に戦争の悲惨さを訴えかけている漫画と云えるでしょう。イラク派兵や北朝鮮との対立できな臭くなって来た今日この頃、この漫画を読んでもう一度戦争とは、軍隊とは、国家とは一体何者か? もう一度考えて見るのも良いかも知れませんね。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【山梔】
好き勝手な散文の集積、いわゆるテキスト系です。日々雑記、書評とか映画レビューとかの極私的サイト。ついつい読んでしまうおもしろさです! |
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【へルタースケルター 】 岡崎 京子
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岡崎京子のかくも長き「不在」について時々考える。漫画好きの誰かとたまに話し合ったりもする。そんなときにはいつも念頭に『へルタースケルター』のことがあった。 岡崎京子の集大成的な傑作として、高く評価されながらも、雑誌連載(1995.7〜96.4)後、例の交通事故により、長らく入手困難だった 『へルタースケルター』が、2003年4月、ようやく単行本化された。いつだって一人ぼっちの女の子の、どうしようもない墜落、どうにもならない不安、とてつもない絶望。 タイガー・リリィ=りりこ、彼女一人だけが極端に狂っているなんて、ちっとも思わない。だってこの物語は、私たちが生きている時代と社会の、とても良く出来た寓話だからね。そして、彼女の冒険には、まだまだ続きがあるはずなのだ、きっと。ありとあらゆる今時の欲望を突き抜けた、奇妙な悪夢のような暗黒の旅路のその後が。 だから、一ファンとしては、まだまだ首を長くして願い、待ち続けていくより他はないのである、岡崎京子の完全な回復と復帰を。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【最強伝説黒沢】 福本伸行
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「2003年の」という所にこだわるのであればやっぱりコレかな。 ギャンブルの天才でもなければ、人を引きつけるカリスマ性もない。 ある種のおじさんの代表選手とも言える黒沢さんの日常を描いているだけなのにまったく先の読めないストーリーが展開されている、福本伸行の「最強伝説黒沢」。 「長い人生、こういうこともあるかもしれないな」と感じさせるギリギリのリアリティを持ったストーリーはもちろん良く練られているが、それ以上にわしらは、目標も目的もなく「ただ」生きている黒沢という主人公から目が離せないんだと思う。 みんな、黒沢に自分を見ているはずなんだ。 読者の共感と、スリリングなストーリーを同時に提供している所にこの作品のスゴさがある。 「最強伝説黒沢」は力が抜けるような困惑と、腹がよじれるほど笑いと、涙が滲むほどの感動を、一度に味わうことのできるとても貴重な作品と言っていいと思う。 黒沢さんに会えたことだけでも 2003年はいい年だったと言えるな。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【20世紀少年】 浦沢直樹
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「2003年に読んだ」ベストコミックという意味ではなんと言ってもコレ。 2003年末、新章に突入した浦沢直樹「20世紀少年」。漫画好きを自認するわしとしてはこういう企画の折、みんながあまり押さえてないようなマイナー所からびっくりするような傑作を引っ張ってきたいという気持ちがあって正直、こんなメジャー作品を推すのは非常に悔しいんだけれどそれでもやっぱり「20世紀少年」を差し置いて別の作品にベストコミックの冠を載せることはできない。 可能性は薄いと思うけれどもしも、あなたがまだこの作品を読んだことがないというのならスグにでも全巻買いそろえるべき。 面白い!という感想と同時に浦沢直樹の手の上で踊らされている悔しさを感じることになると思うけどね。でも、この手の上で踊ってる感じがいいんだよなぁ…。 過去の浦沢作品の集大成とも言える大傑作だこんちくしょー! ★アーカムで商品の検索をする |
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【カフェオレ・ライター】 日記中心。 元々は「メサイアの部屋」という名前だったのですが、ある日ノリでサイト名を変えてしまいました。 なので昔の日記とかテキストにはメサイアという単語が 出てくることがあります。 そこは適当に脳内変換して気楽に読んでやってください |
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【ピューと吹く!ジャガー】 うすた京介
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「日本的な笑い」というものを追求したときに、外せないのが「ツッコミ」である。 日本人の感性は、この「ツッコミ」と、それを誘発する「ボケ」によって成り立っている。 一見予定調和的ではあるが、その保守性がまた日本人にとってはたまらない魅力なのである。 その「ツッコミ」の魅力を最大限に引き出した漫画が、「ピューと吹く!ジャガー」だ。 シュールなボケと、予定されたツッコミ。主人公2人による典型的な漫才スタイル。 この漫画には、日本人が長い時間をかけて作り上げてきた笑いのエッセンスが、全て詰まっている。そしてその精神は、形を変えて、Webサイトという形で今も脈々と受け継がれている。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【for better or for worse】
「for bettere or for worse」を翻訳すると「善かれ悪しかれ」とか「良いときも悪いときも一緒に」とか・・・ 基本的にコラムサイトです |
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【まだ旅立ってもいないのに】 福満しげゆき
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ベストコミックを選ぶということで、候補としてすぐ本棚から抜き出したのは、 中島あつき『鮮紅街』、望月花梨『鍵』、アルコ『ハイスコア(2)』、『坂口尚短編集全5巻』、古賀亮一『ニニンがシノブ伝(2)』、こがわみさき『セツナカナイカナ』、緑川ゆき『蛍火の杜へ』、古泉智浩『青春☆金属バット』、飯島市朗『トルコ星座の男たち』などですが、他にもいろいろ読み直してみて、やっぱりいちばんスゴイと思ったのは、 福満しげゆきの『まだ旅立ってもいないのに』。 さえない男子のこれ以下でもこれ以上でもない日常が、とても身も蓋もなく描かれていて、例えば「帰ってオナニーしよう……」というセリフが何度も繰り返されるのは笑ってしまうが、身につまされる。そしてときには想像力のエンジンを全開にしたようなシュールで不条理な展開も。でもやっぱり鬱々として情けない青春の物語。年賀状が1枚しか届かないような友達の少ない人(自分ですが……)にはかなりグっとくる作品です。ほんの少しですが希望が湧いてきます。 あと、2004年こそは、藤本和也『ふらふらふらり』の続きがでてほしいな。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【川瀬貴也のホームページ】 |
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【のだめカンタービレ】 二ノ宮 知子
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以前から、二ノ宮さんのギャグセンスには注目していましたが、この作品でその素質が爆発したと思います。 特にこの作品ではシリアスとギャグの配合具合が素晴らしいと思います。 今までは千秋が主人公として活躍していましたが、のだめがそろそろピアノの本領を発揮しそうな感じなので、ますます期待してしまいます。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【完全版 野望の王国 】 由起賢二
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これは復刻版ですが、伝説の超絶劇画が復刻されたことを祝って敢えて挙げておきたいと思います。 相原コージ・竹熊健太郎『サルでも描けるまんが教室』(小学館)がこの作品をパロディにしているとは知っていましたが、これほどの作品だったとは・・・ (最近は『魁!クロマティ高校』でもその パロディの痕跡が見えるし)。 ともかく、四の五の言わずに読んで欲しいということで推薦させていただきます。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【万屋RIO’S】
オススメコミックのサイト |
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【ふぁにーふぇいす 】 かかし朝浩
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最近徐々に増えつつあるオタクを主題にした作品の中で、2003年で読んだ中では最も鮮烈に印象に残った作品でした。 基本はオタクハーレムものです。主人公はかなり重度の少女マンガ系オタク。で、この主人公のビジュアルが普通のオタクマンガだったら100%脇役になるであろう鼠のような出っ歯が特徴の不細工なわけです。ヒロインに2度告白されても断るヘタレっぷり。もう余りにリアルで泣けてくる当たりが実に素敵。 妹が出てくるのにがさつですぐ手を上げる兄に対して可愛い部分がカケラもない。ヒロインは可愛いんだけど明かにずれ過ぎている。こんなキャラクターたちが織り成す下らない日常。この辺にかなり引かれましたね。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【XXXXX】
WEB製作者の意向で、ページ紹介リンクは無しです |
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【フリージア】 松本次郎
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この漫画は期待はずれに終わってしまったIKKIの中で唯一の成功作といってもよい。 敵討ち法を復活させ、(おそらく)アメリカとの戦争をしている、ありそうでなかった変な日本がそこには描かれている。そして、主人公のキャラクターと奇妙な能力。 (多重人格探偵サイコとかアニメ版攻殻機動隊ににているが。) 絵の好き嫌いは別れるだろうが、月刊ペースのために多少ストーリーのテンポの速さが気になるが、キャラクターたちの人格に深みがあり今後も期待できる。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【ショイヨルに住む人】 |
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| 1位 |
【G戦場へヴンズドア】 日本橋ヨヲコ
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名前を見たとき、この漫画を戦争漫画だと勘違いしていた。だからこの漫画がおもしろいと聞いたときも、あまり興味を持たなかった。 その後、この漫画の表紙を見たときに戦争漫画じゃないことがわかり、初めて読んだときにはすぐに興味を持たなかったことを後悔した。 この漫画のジャンルは戦争漫画ではない(こんな間違いは私だけかもしれないが)。ただ、ある意味では戦争漫画で正しいとも思っている。二人の戦友が、自分達が書いた漫画を武器に、漫画業界に乗り込んでいく話だからだ。 もちろんタイトルに付いているGの文字は、 GペンのG。 主人公は、有名漫画家を父に持つ堺田町蔵と、ある事件をきっかけに漫画を書かなくな っていた長谷川鉄男。 この二人が漫画業界へ乗り込んでいく。その目的こそ異なってはいたが、お互いの才能 を認め合っていた。そして、この二人を中心に話は進んでいく。もちろん、この漫画の魅力は二人の友情だけではない。 個性的、ともすればエキセントリックなキャラクターたち、これらキャラクターたちに支えられた名台詞の数々、最終回に向かって収束していくストーリー。どれもが良くできている。 しかし、一番すごいのは、この漫画が発する熱気だろう。単なる、漫画家を目指して二人ががんばっていく汗と涙の物語だと思ったまま、読み始めると火傷しそうになる。 そんな臨界点を突破する寸前の熱さがこの漫画にはあった。 ★アーカムで商品の検索をする
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【ふぬけ共和国・マンガ】 |
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【大江戸ジゴロ】 檜垣憲朗
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色町・吉原の守護神として、女たちを悪いやつらから守っている美貌の剣士。それは、巌流島の決闘で宮本武蔵に殺されたはずの佐々木小次郎であった。 宮本武蔵が江戸にやってきたとき、小次郎と武蔵の第二ラウンドが始まる。そして、吉原にはとてつもない秘密が隠されていた……。 大河ドラマ「武蔵」の放映がきっかけで始まった連載だと思われる。が、単なる便乗企画で終わらせず、佐々木小次郎を徹底的に無欲な心優しき剣士に、武蔵をそれとは正反対の野望に燃える極悪人に描いたところがポイント。 物語終盤の伝奇ロマン的展開も、いろんな意味であっと驚くこと間違いなし。マンガの荒唐無稽な楽しさを満喫できる作品になっている。 全4巻でコンパクトにまとまっているので、ふと時間があいたときに一気に読むことをオススメする。 ★アーカムで商品の検索をする
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【GOLD】 山本隆一郎
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連載は2001年から始まっているが、現在脂がのりきっているので紹介する。 「大阪の喧嘩王になる」というバカげた夢を実現しようとするヤンキー高校生・スバル。彼が設定したゴールは、ティーンエイジ・マフィア「ロットン・アップルズ」を倒すこと。しかし、そのリーダー・御吉十雲は、スバルにとって宿命の人物だった。 2003年は、十雲の過去が丹念に描かれた。すべてを踏み台にしてのし上がろうとする彼に、周囲の人間たちは恐怖を抱きながらもひきつけられずにはいられない。 それは、彼が「おまえの夢は何だ?」と常に問いかけ、また自らが手を汚して実践しているからだ。 そんな強烈な個性を持った十雲を、今後主人公のスバルがキャラとして凌駕できるのか、それはヤンキーマンガの範疇におさまるのか。目が離せない。 ★アーカムで商品の検索をする
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【つるんづの漫画大作戦】 |
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【うすバカ二輪伝】 東陽片岡
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執拗なまでの描込みと頼りない線。およそ主人公にはなり得ない主人公、どこまでも駄 目なストーリー。しかしそこからにじみ出るのが人間模様、情緒、分泌液。目を覆いた くなるような生々しさもかっこ良く見えてくるうまさ。第一印象では「この人の作品は ちょっと汚くて、友達にはオススメできないな」と思ってたのに…。 この本は、そんな描込みから「畳漫画家」とまで言われた東陽片岡のバイクものを集め た一冊。バイクものだけはこの本の為にとっておいたと言う。この絵柄のバイクを連続 して見ると油の匂いまで伝わる。…たまらないものがある。 ★アーカムで商品の検索をする |
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【AMI'S HP】
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| 1位 |
【ARIA】【AQUA】 天野こずえ
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2003年ベストコミックというお題は結構難しい。2003年にはまったコミック…年の瀬も迫った11月に突如としてはまった「鋼の錬金術師」とか、でもこれは2003年の旬だったしなあ…あちらこちらで取り上げられていて、いまさらの感がしなくもない。ストーリーが盛り上がってきている「少年魔法士」…あるいは懐かしの「軽井沢 シンドロームSPROUT 」…うーん、確かにどれもおもしろかったんだけど、どうにも今ひとつ決定打に欠ける。 そんなわけで悩みに悩んでしまったのだが、ここは一発、いわゆる「癒し系」コミックで行ってみることにした。2003年の私的大収穫、天野こずえ「AQUA」「ARIA」である。 最初「ARIA」を買って読んだのは、私が非常に多忙で疲労していた時期であった。そんなとき、このコミックがどれだけ癒し効果を上げてくれたことか。「ほんわか」「まったり」「のんびり」というキーワードがはまるコミック。読んでいてもちくちくと刺さるような事が全くなくて、むしろ読みながらα波が出そうな勢いの(どんな日本語だ)コミック。 実は私、ヴェネツィア行ったことがある。本当に水の都で、それは言葉で知っていても、行って見なくちゃ実感できない。街中に張り巡らされた水路を、水上バスや水上タクシー、観光用ゴンドラがひしめき合いながら行き来している。街中に自動車は入れず、みんなのんびり観光したり、お茶を飲んだり、音楽を聞いたり、船を待ったりしている。建物の裏手は水路になっており、洗濯物を干したり、勝手口があったり、そこに船を繋いで建物に荷物を運び入れたり、ゴミを収集船に回収してもらったりしている。水路が生活に密着しているのがよくわかる。日が暮れると、深いヴェネツィアンブルーの夜空に星と月が輝き、中世風の建物がゆらゆらと映る水路の夜景と相まって、現実とは思えないほど幻想的な風景が出現する。 あの時、あの場所での胸の痛くなるような感動、その風景がこのコミックには詰まっている。もっとも、このコミックの中のヴェネツィアは、美化された私の記憶のヴェネツィアよりもっともっと不可思議で、ミステリアスで、美しくて、懐かしい。 「AQUA」は「ARIA」の前のストーリー。主人公の灯里が惑星アクアに来た当初の話である。世界観もストーリーも完全に続いているので(一続きのストーリーとして考えて差し支えなし)どちらから先に読んでも、特に違和感はない。どうせ読むなら、どちらも読むことをお勧めする。 私、個人的にこのコミックには、「読む温泉」の称号を奉りたい。仕事が忙しくて私生活もままならず、ああ、時間さえあれば温泉にでも行きたい~と喚きたくなる思いを我慢して仕事している、ストレス環境のキャリアウーマン(あ、一時期の私だ)には特にお勧めできる。 ただし、スリルもサスペンスも、はたまたラブロマンスも出てこないので、そういうのを期待しないで、たたぼーっと読み流していただくと、ちょっとのんびりした気分になれるという、割と貴重なコミックである。
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