【約束のネバーランド】142話(2019年33号)ネタバレと感想

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約束のネバーランド

 

「週刊少年ジャンプ」2019年33号に掲載されている「約束のネバーランド」142話のネタバレです。

 

141話では、エマとレイが過去にアジトで仲間たちと話し合いをしていた時、鬼の頂点に立つ存在の鬼と、新たな約束を結ぶことを考えます。

「人間は鬼を狩らない、だから鬼も人間を狩らない。お互いに世界を住み分ける」 

この、人間と鬼の王たちが交わした”約束”ともう一つ、人間と鬼たちが頂点の存在を相手に交わした”約束”もあります。

 

これを利用すれば、鬼の世界から逃げられる約束が結べるはず。

そして、とうとうこの頂点の鬼と対面したエマは、「”約束”を結び直しに来た」と告げます。

あっさりOKするこの小鬼。

「でも ぼくにも”ごほうび”ちょうだい」 

 

1000年と少し前。

ラートリーは鬼たちとの壮絶な戦いが長く続き、疲弊していました。

次の戦いへの話し合いで、「和平」という手段はどうかという話が出ます。

ユリウスという人間が「一部の人間を差し出す、というのはどうか?」と提案。

しかし、義に欠けるなど問題がありこの発言は撤回。

 

目指すは”全人類”の勝利。鬼に食われない世界をつかみ取る、と一致団結します。

しかし、勝ち目などは怪物相手には一瞬で覆される。

王家の鬼、レウウィス大公によって、兵たちは悉くやられてしまいます。

 

最後の一人となり、絶望を感じたユリウスは「もう疲れた」と自覚。

でも、今こそが好機ではないのかと考えたユリウスは、剣を捨てレウウィス大公に話しかけます。

「王に合わせてほしい。取り引きしたい」 

ユリウスの裏切り。これが悲劇の始まりであった――、というところで終わりました。

 

今回は、あの過去の”約束”が結ばれた時のことが明かされます!

 

ネタバレを含んでいるので気になる方は注意してください!(画バレはありません)

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約束のネバーランド142話のあらすじ(注:ネタバレあり・画バレなし)

再提案

「西南の森でレウウィス大公出現!ラートリー軍壊滅!大将ラートリー様も恐らく・・・」 

急報が飛び込んできた。

「探しに行く!」と急いで向かおうとする仲間たち。

ふと、一人が入口のほうを見て気付きます。

 

ユリウスが入口に立っていました。

無事を喜ぶ仲間たち。

しかし、それよりも今すぐに聞いてほしい話があるとユリウスは言いました。

 

「あの提案を考え直してほしい?」 

ユリウスは仲間たちに直談判。

一部の人間を差し出し、鬼と和平を結ぶという案

でもこの話は話し合いでナシとなりました。

 

「一度差し出せばそれで終わる。 一度きりで鬼との関わりを永久に絶てる方法がある」 

そう主張するユリウス、さらに「私はもう・・・ 犠牲はこりごりなのだ」 

この先何千何万と兵や民を失うより、犠牲を一度だけ出して全てに片をつけたいといいます。

苦しい選択だが、これは建設的妥協、必要な代価としてみんなにこの案をのんでほしいと訴えます。

 

「差し出された者たちの苦しみは?未来永劫続くでしょう?」 

仲間は、自分たちの安寧のために、苦しみを背負う人々をこの先ずっと”増やし続ける”決定となることを確認します。

奪われ失い、心折られても望む未来のために闘ってきた、と仲間たちは提案を受け入れずユリウスを説得していきます。

 

裏切り

「やめろ・・・!ちがう!」

頭をかかえながら、「キレイ事はうんざりだ」とユリウス。

仲間のために、見ず知らずの人間を切り捨てて何が悪いんだ、と主張。

「じゃあなぜそんなに苦しそうなんだ ユリウス」 

 

本当は切り捨てたくないのに、誰より責任を感じているからこそ自らを追い込んでいる。

でも、誰よりも人類全ての平和、妥協なき勝利を望んでいたのはユリウス

ユリウスを独り苦しませてしまったと仲間の一人が後悔の言葉。

 

「だが、君のためにも 俺たちはその提案はのめない」 

ユリウス以外は全員提案に反対。

ユリウスは疲れているから休息が必要だと話します。

 

「・・・違う これは”和平”で最善策。君たちに納得してほしい」 

もう一度必死に願い出てみるが、仲間たちは黙ったまま。

「そうか・・・ 考えを変えてくれないんだね。残念だ」 

必死の表情から、落胆の顔に変わったユリウス、最後は怒りの表情に。

 

「敵襲ーーー!」 

なんと、ユリウスの背後から鬼が入ってきました。

「ユリウス、お前・・・ 裏切ったのか!!」 

 

ユリウスは、既に鬼たちの王と取り決めを交わしていました。

仲間たちが和平の妨げになるのでこうするよりほかがないと真剣に語ります。

「誠に不本意だが、君たちが最初の食用人類に」 

 

 

平和の礎

「和平の礎になってくれ」 

鬼たちに捕まっていく仲間。

誰かが犠牲にならねばいけない、そして終わらせなければと自分に言い聞かせ、「これで救われる・・・!」と思うユリウス。

 

そして、鬼たちの頂点の存在、●●(※鬼の言葉のため表示不能)の元へ来た人間・ユリウスと鬼のイヴェルク。

「せかいをふたつにわけてほしい?」 

 

●●は「いいよ」と軽く了承するが、二人に”ごほうび”を要求します。

ユリウスは、望みをかなえる代償に何を望まれても断るなと言い聞かされていました。

まず、イヴェルクからのごほうびを話す●●。

 

「そのとしにみのったいちばんのおにくをちょうだい」 

農園で作った人間で、イヴェルクや王が食べるより上等なものが欲しいと要求。

承知したイヴェルクに続き、ユリウスの番。

 

「これで終われる。何でも来い、いっそ命でも―――」 

そう考えていると、ごほうびが伝えられる。

「きみはいまから”もんばん”だ」 

 

驚くユリウス。

”調停役”として、ふたつの世界の平和を保てというのです。

ユリウスと王が結んだ”約束”は『互いに狩らない、世界を棲み分ける』でした。

これをお互いが破らないように、調停役をやれと言います。

 

人間側がやらないと安心できないから、ユリウスの一族がこの役割をずっと引き継いでいくんだ、と説明されました。

子々孫々、運命の渦から逃げられない。

「君も平和の礎になるんだ」 

 

エマの望み

そして、現在。

●●の前にいるエマ。

望みを聞かれ、かわりに”ごほうび”が欲しいと言っています。

 

ミネルヴァのペンに書いてあり”ごほうび”のことは知っていましたが、この子鬼が時空を超えた“高次元”の存在で、かつて人間と鬼との世界を分けたのです。

考えが全く読めない、まるで気まぐれな神様。

この子鬼は、”ごほうび”は大切なものがいい、と言います。

「それでも のぞむ?」 

 

エマは、アジトで見た3つのルールを思い出しました。

 

①●●との約束は上書きできない 

②●●との約束は破ることができない 

③”ごほうび”は絶対に断わってはいけない 

 

1000年前の”約束”は「世界を分ける」でした。

それを踏まえた、レイの意見。望みはシンプルに二言、これをエマが伝える。

「食用児全員で人間の世界へ行く。 それを最後に二世界間の行き来を完全にできないようにして」 

 

ニヤリとする●●。

「その望み 叶えてあげる」 

 

この望みの代償は何なのか、知る由もないエマなのだった―――。

 

 

約束のネバーランド142話の感想・考察

ユリウス

裏切ってしまったユリウス。

誰よりも民を思い、兵を思い、まっすぐで優しいと評されていました。

だからこそ多くの兵を失っていくこと、仲間がいなくなっていくことに耐えられなかったのですね。

「仲間のために」とユリウスも言っています。

 

知らない人より、仲間を守りたいという気持ち。

”全人類の平和”を望んでいた気持ちにも嘘はないと思いますが、絶望を前にして「せめて仲間だけでも」という感情になるのは、仕方ない気もします。

正しくないとは思っていても・・・

 

たいせつなもの

小鬼が要求してきた”ごほうび”は大切なもの。

野望、欲望、渇望など、相手の大切なものです。

 

イヴェルクへのごほうびは「いいおにく」

人間を食べたい鬼たちだが、一番おいしいものは●●が食べるということで、納得できます。

ユリウスは、「門番、調停役」

”これで終われる”と思っていて、それを渇望していたユリウスに対し、未来永劫・子々孫々この役をやれというのは、確かに一番望んでいたものを奪っていくということです。

 

エマの望みの代償は果たして何なのでしょうか。

一番切望しているものがごほうびになっているようなので、はたして・・・。

 

 

”ごほうび”は何を要求されるのか、ものすごく気になります!

かなりなことを言われても、エマなら純粋に「やだ」とか言っちゃいそうですけどね。

でも、ルールで「絶対断ってはいけない」というのがあるので無理ですかね・・・。

 

ただ、”約束”を結べればいいのですが、引き換えにするものがある。

ここまで苦労してたどり着いたのに・・・。

非常に盛り上がっています。

儀祭、ノーマンやギ―ラン、ソンジュとムジカ探しの方も展開するかもしれません。

次回143話は熟読必至ですね!

 

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