「週刊少年サンデー」2020年12号に掲載されている「PINGKONG(ピングコング)」第9話のネタバレです。
待望の単行本第1巻が大好評発売中の「PINGKONG(ピングコング)」。
半年ほど前から姿を消していた“天才卓球少女”コトミが女子ダブルスに姿を現しました。
その隣にはどこからどう見てもゴリラがいます。
コトミはゴリラと共に女子ダブルスの優勝を目指しています。
ゴリラの正体は双子の姉・タクミでした。
タクミは自ら命を断とうとし、その結果どういうわけかゴリラになってしまったのです。
前話(8話)、コトミと因縁ある“春日部ジュンヤ”がコトミたちの前に現れました。
ジュンヤは長髪で何故かマスクをしています。
勝負に勝ったらマスクを外す約束をしていましたが、一度も勝てなかったコトミ。
自分が絶対取らせるから勝手に取らないように約束させた結果、ジュンヤは家でも学校でもマスクは取らず、するとマスクは完全に顔にビタハマりしてしまい、マスクを取ることができなくなってしまったのです。
昔からタクミはジュンヤがコトミのことを好きだということを見抜いていました。
昔タクミがやった手でハートマークをゴリラがやるのを見て、ジュンヤはゴリラがタクミではないかと思います。
『男なら堂々と素顔見せろ!!』と、コトミの渾身の打球はジュンヤのマスクにヒットし、粉々に壊れてしまいました。
赤面のイケメンが倒れ、コトミも赤面します。
姉妹の絆が呼ぶ奇跡ーーー。
感動ゴリ推し!!熱き卓球ギャグ物語!!
第9話です。
あらすじネタバレ
母
3回戦まで時間はあるものの、タクミのケガがひどいため医師には棄権を勧められます。
そして医師は、会長がタクミのケガについて親に謝罪に行ったと聞かされます。
それを聞いたコトミはタクミと共に急いで家へ向かいました。
何とか先回りしなくてはいけないのです。
しかし、自宅の前ではすでに会長と秘書が母に土下座をしていました。
にこやかに会長たちに頭をあげるよう母は言います。
そしてにこやかに「どのみち締め上げますゆえ・・・」と言い、その瞬間街中の気温が2℃下がりました。
家の中に会長たちを招き入れ、コトミとタクミも隠れていないで家に入るよう言います。
母の怒り
母はケガのことを怒っているのではなく、コトミとタクミが約束を破ったことに怒っていました。
「下賤(げせん)な卓球など、絶対にしない」という約束を・・・。
コトミは母に話しを聞いてもらおうとしますが、母は聞く耳を持たず、にこやかに「締め上げます」と言います。
父親のように約束を守れない悪い子は『おしりスマッシュ一万回』をするとやる気満々です。
会長は責任もあるし、無料で受けれるチャンスだと自分が仕置きを受けると言いました。
サラッと本音が出た会長に秘書は驚きます。
母は会長の提案を受け入れ、自分ではなく他人が仕置きを受けた方が痛むだろうと笑います。
おしりスマッシュ
締め上げられ吊るされる会長。
その会長のお尻めがけて母はスマッシュを打ちます。
卓球をやめたと嘘をついていたコトミは、そのことを謝ります。
すると母は卓球をやめるよう言い、卓球で勝ちにこだわるのは愚か者のすることだと、人とは思えないほどの形相でコトミを見ました。
コトミたちの気持ちも考えず、文句ばかり言う母に「もうこんなことやめてよ」と、コトミは叫びます。
会長は自分のことは気にするなと言いますが、お仕置きを続けてほしいだけだと秘書はお見通しです。
卓球をやめないとコトミは臆することなく宣言しますが、母はならば「ウチの子では、ありません。」と言いました。
トスをあげていたタクミも、母に向けてスマッシュを打ったため、ウチの子ではないと認定されてしまいます。
タクミの打球を母は打ち返し、会長のお尻にヒットします。
会長の今日イチの「HAW」がこだました時、街中の気温が4℃上がりました。
伝説の選手
会長は母のスマッシュが良すぎると感じますが、その一撃で母が卓球選手であったことに気づきます。
それは伝説の女子選手、《微笑む悪魔(スマイリーデビル)》姫宮ハナミ。
当時活躍していた早乙女タクヤと駆け落ちして、卓球界から姿を消した選手だと秘書も気づきます。
縛りあげられたまま、真顔で会長は選手同士台上で語り合うようすすめました。
母は会長の提案を受け入れ、命を懸けた者の力を見せると本気になります。
ウチの子じゃないなら堂々と試合ができるという母は微笑みます。
バラバラになった母娘。
タクミは絆を紡ぐことができるのか!?
次回(10話)につづきます・・・。
感想と考察
コトミとタクミの母
最強でコトミたちからすると最恐な存在だと思われます。
なぜここまで卓球をやめさせたいのかが謎です。
未だ出てこない父親・早乙女タクヤと何か関係があるのでしょうか!?
次回(10話)で明らかになるのを期待して待ちたいと思います。
ドMの会長
会長の新しい顔が見られました。
こんな人が会長でいいのかは疑問ですが・・・。
コトミとタクミにとっては力強い味方と言えるので、癖はおいといて、これからもコトミとタクミの力になってほしいと思います。
母との試合
母を恐れているコトミは、試合できちんと力を出せるのかが心配です。
試合をすることが決まった時のコトミの表情は、不安でいっぱいのように見えました。
母に勝ち、タクミと優勝に向けて進んでいく姿を楽しみに待ちたいと思います!!